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が集まってくる。2.4メートル程度のボートロッドにスピニングリール。6号ナイロンラインにチヌ6号ハリを直結、大ぶりの魚肉を刺して流し込む。
潮に流され、フワフワと沈む餌。5メートルから10メートルもラインを伸ばすと「グイッ」、1キロから5キロクラスのマダイが竿をひったくる。
水深20〜50メートルの深場の釣り場もアンカリングして釣る。
竿リールはフカセと同じで良いが、ラインは10号、仕掛けも8号ハリスの胴付き2本バリでオモリは30〜50号位。
タコの足のブツ切り。カラアイやトレバリー(ヒラアジ)のカットベイトを餌に底へ送る。底から2メートルの層をキープして待つうち「ギュギューン」、まるでカサゴを釣るように一気に竿がしなる。
サイズは1キロから8キロクラス、時には5キロオーバーが2尾同時にかかるケースもある。

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服部喜郎(はっとり・よしろう)

1929年横浜生まれ。
読売ニュースディレクター在職中より、釣り・マスコミに登場。日本TV系深夜番組11PMスタートと同時に釣りコーナー担当以来21年間、国内・海外の釣りを紹介。“名人”の愛称で全国の釣り人に親しまれてきた。現在、ジャパンゲームフィッシュ協会名誉会員、沖釣り振興連盟会長、海上保安庁友の会理事。

 

 

 

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